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オフィス移転のお祝いは何を贈ればいい?相場・マナー・選び方を解説
2026.06.16
取引先やパートナー企業が新天地へ移るときには、適切なお祝いによって関係を強化したいものの、一方で贈るタイミングや相場、タブーなどに不安を感じる方も多いかもしれません。 そこで本記事では、オフィス移転のお祝いについて基本となる考え方から、より実践的なポイントまでをわかりやすく整理しました。 ビジネスシーンで失礼のない贈り方やマナー、具体的な品物の選び方まで解説しますので、ぜひ最後までご覧いただき、自社やご自身の状況に合った対応を検討してみてください。
目次
オフィス移転のお祝いをする理由は?
オフィス移転のお祝いは、新たな環境で事業を行う相手への祝福と、その企業や担当者との関係を一層深める機会でもあります。たとえば、取引先が大きな案件を抱えている場合や、新オフィスへの移転を機に事業拡大を図っているといった状況なら、タイミングよくお祝いの品を贈ることで「私たちはあなた方の成長を応援しています」というメッセージを伝えられます。
ビジネス上のメリットとしては、取引先とのコミュニケーションが円滑になるだけでなく、企業イメージの向上にもつながる可能性があります。
オフィス移転のお祝いを贈らない方がよいケース
オフィス移転は常にポジティブな理由で行われるわけではありません。たとえば事業縮小や撤退を目的とした移転の場合、お祝いを贈ると相手に気を遣わせたり、無用な負担をかけたりしてしまう可能性があります。
また、先方から辞退の意思を示されている場合には、あえて贈り物をすることでかえって相手に迷惑をかけるかもしれません。
さらに、企業によっては宗教的・文化的な理由から一切の贈答を遠慮する方針をとっている場合もあります。海外企業や多国籍のスタッフが多い企業では、贈り物自体が相手の価値観に合わないケースがあるため、実情をよくリサーチしてから判断することが重要です。
オフィス移転のお祝いを贈るベストタイミングは遅くとも移転後2週間以内
オフィス移転の知らせを受けたとき、「一体いつ贈るのが最適だろう?」と悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オフィス移転のお祝いを贈るタイミングは、移転予定日の前日または当日に到着するように手配するのが一般的とされています。前日や当日が難しい場合は、移転後2週間以内を目安に贈るのがマナーです。さらに遅れてしまう場合でも、遅くとも1ヶ月以内に届けるのが望ましいです。その際には、遅れてしまったことへのおわびを一言添えることで、より自然に受け取ってもらえるでしょう。また、内覧会やオフィスのお披露目イベントなどがあれば、そのタイミングに合わせて贈るのも一つの方法です。
いずれにしても、オフィス移転の前後は先方が慌ただしい時期でもあります。事前に状況をよく確認し、負担にならないタイミングで贈ることを心掛けましょう。
オフィス移転のお祝いの相場・予算

移転祝いを贈る際、相手との関係性や取引の規模感によって、どの程度の予算を組めばよいか悩むことがあるでしょう。一般的な相場の目安は、以下の通りです。
| 相手との関係性 | 相場 |
| 友人や親しい会社経営者がいる会社 | 5,000円~10,000円 |
| 一般的な取引がある会社 | 10,000円~20,000円 |
| 関係が深い会社 | 30,000円~50,000円 |
| 特に重要・長年の信頼関係がある会社 | 50,000円~ |
相場よりも安すぎる贈り物は、先方に対して失礼に当たります。一方で、あまりに高額すぎる贈り物も、かえって相手に気を遣わせてしまうため注意が必要です。あくまでお祝いは気持ちを伝えるためのものです。その点を踏まえ、関係性に見合った適切な価格帯の品を選ぶようにしましょう。
オフィス移転のお祝いにおすすめの贈り物

移転祝いの品物としては、花や胡蝶蘭といったお祝い事の定番から、オフィスで使いやすい実用品やカタログギフトまで、多様な選択肢があります。相手企業の業種や好み、オフィスの広さなどを考慮したうえで、最適なアイテムを選ぶことがポイントです。
もし相手の趣味や社内のカルチャーが分からない場合は、管理しやすい観葉植物や、使い道を自由に選べる商品券などを検討するとよいでしょう。
ここではおすすめの贈り物を紹介します。
胡蝶蘭や花
胡蝶蘭は、移転祝いの定番ともいわれる華やかなギフトです。上品な見た目と「幸福が飛んでくる」という縁起の良さが評価され、相手先のオフィスを一気に明るい空間にしてくれます。たとえば、花の本数が多ければその分豪華になりますが、置き場所や手入れの手間も増えるため、相手の状況を想像しながら選ぶことが大切です。
また、スタンド花と鉢植えのどちらが良いか悩むこともあるでしょう。スタンド花は見栄えが豪華ですが、設置スペースを考慮しなければなりません。
一方、鉢植えは比較的長く楽しめるというメリットがあります。オフィスの大きさや、相手の嗜好を事前に把握していれば、より適切な選択ができるはずです。
花選びで気をつけるタブー
お祝い事だからこそ、縁起の悪いとされる要素には注意が必要です。たとえば、赤い花は火や炎を連想させるため、オフィス移転のシーンにはふさわしくないと考える方もいます。さらに、「火を連想する植物」とされるものや、「割れる」といったイメージにつながる装飾を避けるのも無難でしょう。
観葉植物
観葉植物はオフィスに癒しをもたらしてくれ、移転祝いとして人気を集めています。
たとえば、“発財樹”とも呼ばれるパキラは財運を招くとされ、サンスベリアは育てやすさと空気清浄効果が期待できる点が特徴です。存在感のあるモンステラは、インテリアとして映える大きな葉が魅力でもあります。
ただし、オフィスの採光や広さによっては、大きな植物が邪魔になる可能性もあるため、相手先のレイアウトをある程度把握して選ぶのが望ましいです。耐陰性のある品種であれば、あまり光を必要としない場所でも管理がしやすく、長く楽しんでもらえるでしょう。
【観葉植物がもたらす効果について詳しく知りたい方はこちら】
グリーンオフィスで働きやすい環境へ!導入のメリットやおしゃれな事例を紹介
食品・お酒
食品やお酒は、オフィス移転直後の慌ただしい時期でも消費しやすく、気軽に楽しんでもらえるギフトとして好評です。しかし、贈る際にはいくつかのポイントに気をつけなければなりません。たとえば、アレルギーを持つ方がいるかもしれないため、メジャーなアレルゲンを含む食品を選ぶ場合には、事前に相手企業へ配慮の有無を確認するのが理想です。
また、宗教上アルコールが禁止だったり、オフィスが禁酒規定を持っていたりする可能性もあります。そのため、お酒を贈るときには、しっかりと相手の事情をリサーチしておきましょう。特に海外の企業や外資系企業との取引がある場合、こうした点が重要になるケースが多いと考えられます。
カタログギフト・商品券
相手の趣味や好みがわからない場合には、カタログギフトや商品券が便利です。受け取った相手が自分の好きなものを選べるため、ミスマッチが起こりにくいのが大きなメリットといえます。特にオフィス移転後は忙しい時期が続くことも多いので、後からゆっくり選べるカタログギフトは重宝されるでしょう。
さらに、商品券の場合はオフィス用品の購入や、社内イベント用の景品などに活用してもらえる可能性があります。ただし、あまりにも高額すぎると相手に気を遣わせる恐れがあるため、予算に合わせて選び、メッセージカードなどで「ささやかですが、感謝の気持ちを込めました」といった一言を添えておくのがおすすめです。
注意が必要なオフィス移転のお祝いの贈り物

移転祝いとして贈る品のなかには、相手企業によっては受け取りが難しいものも存在します。特に宗教的・文化的背景やオフィス環境を踏まえずに選んでしまうと、せっかくの好意が逆効果になる可能性があるため、事前のリサーチが欠かせません。
縁起が悪いとされているアイテムは避ける
たとえば、動物や特定の図柄が使われた装飾は宗教的な理由で嫌がられることがあります。また、以下のように縁起が悪いとされているアイテムを敬遠する企業も少なくありません。
・「火」や「火事」を連想させるライターや灰皿、キャンドルなどの火気製品
・「踏みつける」というイメージがある履き物や敷き物
・「終わり」「壊れる」を連想させる陶器やガラス製品などの割れ物
・「縁を切る」というイメージがある刃物
・「別れ」という意味合いがあるハンカチ
こうしたNGアイテムは、事前に相手先の文化やルールを調べておけばおおよそ回避できます。相手企業が海外拠点を持っていたり、多国籍の従業員を抱えていたりする場合には、特に配慮が必要です。
赤い花や造花は避ける
赤い花や赤色の包装紙は、「火」や「火事」を連想させるため、一般的には贈り物として避けたほうがよいとされています。ただし、先方のコーポレートカラーやイメージカラーが赤である場合は、その旨を一言添えることで、かえって喜ばれることもあります。
また、造花は作り物であることから「生気がない」という印象を与える可能性があり、企業の発展が停滞するイメージにつながります。同様の理由から、保存加工を施したプリザーブドフラワーも、移転祝いとしては控えたほうが無難でしょう。
大きすぎる観葉植物・置物は避ける
せっかくの移転祝いであっても、大きすぎる観葉植物や重厚感のある置物などは、オフィススペースを圧迫したり、相手に手間をかけさせたりする原因になりかねません。移転直後は慌ただしいことも多く、管理に追われるような贈り物は逆に負担をかけてしまう場合があります。相手先のレイアウトや管理体制を事前にヒアリングしておくことで、相手が本当に必要としている形やサイズを見極めることができるでしょう。
もしスペースが限られているようであれば、小ぶりな観葉植物や実用的な消耗品、商品券などを検討するのも有効な方法です。相手の状況に合ったギフトを選ぶことで、喜んでもらえるだけでなく、今後のビジネス関係もより円滑に進む可能性が高まります。
押さえておきたいオフィス移転のお祝いのマナー

オフィス移転祝いを贈る際には、マナーをしっかり押さえておくことで、相手への敬意や配慮をスマートに示すことができます。
下記にて押さえておきたいマナーを紹介します。
のし紙の書き方と注意点
お祝いの品には、「のし紙」をかけるのが一般的なマナーです。のしの水引は、蝶結びのものを選びましょう。のしは水引を境に、上側の「のし上」と下側の「のし下」に分かれています。
のし上紙には「祝御移転」や「御祝」といった表書きを使い、のし下には贈り主の名称を記載するのが一般的です。誤字脱字や表記ミスは大変失礼にあたるため、社名や個人名の漢字などを念入りに確認しておくことが重要です。また、のしの記入には毛筆を用いるのが基本とされています。筆や筆ペン、フェルトペンなどを使用し、ボールペンでの名入れは避けるようにしましょう。
なお、花や観葉植物を贈る場合は、のし紙の変わりに立札を添えるのが一般的です。
メッセージカード・祝電における忌み言葉の回避
メッセージカードや祝電で注意したいのは、縁起の悪い言葉(忌み言葉)を使わないようにすることです。たとえば「倒れる」「終わる」「燃える」「閉じる」「つぶれる」「飛ぶ」「枯れる」「失う」「落ちる」といった表現は、ビジネスシーンでは特に避けるべきとされています。新しいオフィスでの発展や繁栄を願うメッセージを中心にし、ポジティブな表現を選ぶことで、相手も明るい気持ちで受け取れるでしょう。
お祝い状や電報の到着日
お祝い状や電報は、オフィス移転の前日や当日に届くように手配します。まずはメールでお祝いの意を伝えたうえで、移転日に合わせて正式なお祝い状や電報が届くように準備すると、より丁寧な印象になります。なお、電報は専用のサービスを提供する会社へ依頼する必要があるため、余裕をもって手配を進めることが大切です。
オフィス移転のお祝いに添えるメッセージの例文
お祝いに添えるメッセージは、メールや書面、電報などの形式を問わず、改まった文章を心掛けることが大切です。ここでは、オフィス移転のお祝いに添えるメッセージの例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
メールや手紙・ハガキのメッセージ
メールや手紙・ハガキなどでメッセージを送る際は、改まった文面でありながら、自分の言葉も織り交ぜるのがポイントです。
拝啓
貴社ますますのご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびはオフィス移転、誠におめでとうございます。
今回のご移転が成功を収められましたのも、〇〇様のご尽力と人望の賜物と拝察いたしております。
新たな環境のもと、皆様のさらなるご発展とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
電報やお祝いの品に添えるメッセージ
電報やお祝いの品に添えるメッセージは、簡潔にお祝いの言葉を述べると良いでしょう。
このたびは新たなオフィスへのご移転、誠におめでとうございます。
貴社のご発展と、皆様方のご健勝を祈念いたします。
お祝いのお返しを受け取ったときの反応
オフィス移転祝いを贈った結果、相手企業からお礼や返礼品をいただくことがあります。 その際は、受け取った事実を迅速に社内共有するとともに、早めにお礼を伝えることで相手との関係をさらに深められます。
メッセージや電話で感謝を伝えるだけでも、ビジネスパートナーとしての良好な関係を保つ大きなきっかけになるでしょう。フォローアップを丁寧に行えば、新しいプロジェクトやビジネスチャンスが生まれ、お互いの利益にもつながりやすくなります。
オフィス移転後のお祝い受け取りをスムーズに行う方法
オフィス移転は祝われる側にとっても大きな節目となります。将来的に自社がオフィス移転をする際にも、取引先からお祝いをいただく場面があるかもしれません。一方で、移転はお祝い事として華やかなイメージがある反面、実際には多大な費用や手間がかかる大規模なプロジェクトでもあります。そのため、移転にかかる負担をいかに抑えるかが重要なポイントといえるでしょう。
こうした課題を解決する方法の一つとして、近年注目されているのが「居抜きオフィス」への移転です。
居抜きオフィスとは、前テナントが残した内装や設備、家具をそのまま引き継いで入居するタイプのオフィスを指します。内装工事費や家具購入費などを大幅に削減できるだけでなく、移転にかかる期間を短縮し、スピーディーに業務を開始できる点も大きなメリットです。移転準備にかかる負担が軽減されることで、移転後の対応にも余裕が生まれやすくなります。その結果、お祝いの受け取りや取引先への挨拶、お披露目会の開催などにもスムーズに対応できるでしょう。
【居抜きオフィスについて詳しく知りたい方はこちら】
居抜きオフィスはなぜ人気?セットアップオフィスの違いやメリット・優位性とは
マナーを押さえたオフィス移転のお祝いで関係性を深めよう
オフィス移転のお祝いは、企業同士の関係を深める大切なコミュニケーションの機会です。まずは相手の移転理由がポジティブなものであるかを確認し、相場やタイミング、文化的な背景などを考慮しながら、負担の少ない品物や演出を選びましょう。
のしやメッセージ、贈答品の種類など、細やかなマナーを押さえることで「これからもお付き合いを大切にしたい」という気持ちを失礼なく伝えられます。迷ったときには、社内の総務担当やマナー講師への相談、専門ショップや卸業者のカタログ確認などを行い、相手企業やご自身の状況に合った移転祝いを検討してみてください。
また、将来的に自社がオフィス移転をする際には、移転コストを抑え、移転後の対応をスムーズに行う方法として、居抜きオフィスへの移転も有効な選択肢の一つです。
つながるオフィスは、居抜きオフィスへの移転実績が豊富です。首都圏を中心に全国1,000件以上の物件情報を掲載しており、ご希望の物件が見つからない場合は非公開の優良物件情報もご紹介します。また、物件紹介からデザインまで一気通貫で実施しますので、スムーズなオフィス移転が実現可能です。居抜きオフィスへの移転をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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