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居抜きオフィスはなぜ人気?セットアップオフィスの違いやメリット・優位性とは
2026.03.18


居抜きオフィスとは前のテナントが残した内装や設備をそのまま利用するオフィスの形態です。本記事では居抜きオフィスのメリットや注意点、企業の成功事例から物件の選び方まで網羅的に解説します!
目次
居抜きオフィスとは
居抜きオフィスとは、前テナントが残した内装等をそのまま利用するオフィスの形態です。通常、オフィスを借りる際には内装工事等の準備が必要ですが、前テナントの内装やオフィス家具などを引き継ぐことができるため、入居後すぐに業務を開始することが可能です。
デスクやイス、照明等の家具も含まれる場合もあり、初期費用や準備期間、また移転にかかる人件費を大幅に削減できる利点を持っています。
セットアップオフィスとの違い
居抜きオフィスは前テナントが残した状態で引き継ぐのに対し、セットアップオフィスは貸主側にて内装や家具が設置されている物件を指します。セットアップオフィスの場合、原状回復工事は、一般的なオフィスの原状回復工事とは異なり、入居時の内装付きの状態に戻します。最近では、環境に配慮しクリーニングのみで退去可能なセットアップオフィスも増えてきています。


セットアップオフィスの内装はビルオーナー(貸主)が施工しているため、新品で尚且つ退去時の原状回復費用が無償になるケースが多い傾向にあり、初期コスト・退去コストがかからないメリットがあります。
ですが、その分立地の相場賃料にプラスしてランニングコストが上乗せされるため、賃料は相場よりも高い傾向にあります。
一方居抜きオフィスはセットアップオフィス同様に内装がついているオフィスもありますが、前テナントを受け継ぐ形のため所有者が違います。
ビルオーナーが新たに施工して内装をつけているわけでは無いため、中古の什器・オフィス家具・内装にはなりますが賃料が抑えられている傾向にあります。
居抜きオフィスが注目されている背景
居抜きオフィスのニーズが高まっている背景には、内装費や原状回復費用といったコストを抑えたいという企業側の事情があります。近年、オフィスの賃料や内装工事費用が高騰しており、企業側の負担は増加傾向にあります。そのため、内装工事を削減する手段として、居抜きオフィスへの移転を検討する企業が増えています。また、出社回帰の流れを受けて拡張移転を行う企業も増えており、分室オフィスとして居抜きオフィスを活用するケースが多い点も特徴です。
居抜きオフィスのメリット


居抜きオフィスは、通常の賃貸オフィスと比較して複数のメリットが存在します。
以下では、その中でも代表的なメリットを4つ紹介します。
コストを削減できる
居抜きオフィスの最大のメリットは、初期費用を大幅に削減できることです。通常、オフィスを新規に契約する場合、内装工事や家具・設備の購入など、莫大な費用がかかります。しかし、居抜きオフィスでは、既存の内装を活用するため費用を抑えることができます。
移転にかかる時間を短縮できる
居抜きオフィスが通常のオフィスよりも、移転にかかる時間を短縮できる点もメリットです。通常、新しいオフィスに移転する場合は内装工事や設備導入の時間がかかり、引っ越しまでに数ヶ月かかることもあります。しかし、居抜きオフィスでは、すでに必要な設備が整っているため、入居までのリードタイムが大幅に短縮されます。
レイアウトを考える手間が減る
居抜きオフィスのその他のメリットとして、レイアウトを考える手間を減らせる点もあります。新しいオフィスで一からレイアウトを設計する必要がなく、既にレイアウトされたオフィスを活用することで、業務開始までの準備時間を短縮できます。通常の賃貸オフィスよりも実際に働くイメージが持ちやすかったというお声もあります。この手間の削減は、特に移転にリソースを割きたくない中小企業にとって大きな魅力です。
おしゃれな物件も多くブランディングにつながる
居抜きオフィスにはおしゃれな物件も多いです。オフィスがおしゃれであることは、自社のブランディングや来客時の印象の向上に寄与します。これにより、採用の強化や社員のモチベーションを高める効果が期待できます。
ブランディングにつながる個性的な居抜きオフィス一覧を集めました。興味ある方はこちらを覗いてみてください
居抜きオフィスの優位性
居抜きオフィスの優位性は、前テナントの残した内装や家具等を利用できるにもかかわらず、賃料が上乗せされないケースが多い点です。セットアップオフィスのようなデザイン性の高い内装を希望しつつ、固定費は抑えたい」といったコスト面を重視する企業にとっては、居抜きオフィスが有力な選択肢となるでしょう。
さらに、内装やレイアウトの自由度が比較的高い点も居抜きオフィスの魅力の一つです。セットアップオフィスや内装付きオフィスの場合は、ビルオーナーが仕様やレイアウトをあらかじめ定めているため、原則としてレイアウト変更はできません。一方、居抜きオフィスは内装が自社資産として扱われるので、契約後であってもレイアウト変更が可能であり、高い柔軟性を確保できます。
居抜きオフィスの注意点


居抜きオフィスに入居する事は原則、前テナントが居抜き退去をする物件から探すことになるため、通常の賃貸オフィスよりもスケジュールがタイトになりやすい特性があります。
居抜きオフィスというのは、ビルオーナーが期限内に次の居抜き入居してくれるテナントがいることをを条件に承諾した物件になるため、前テナントの退去時期に合わせて入居する必要があります。
思わぬ追加費用が発生することもある
居抜きオフィスは初期費用を抑えられることが多いですが、思わぬ追加費用がかかる場合もあります。事前にオフィスの状態をチェックし、予算に影響が出ないように十分に検討することが重要です。
たとえば、内装・デザインに魅力を感じて契約したが、譲り受けたオフィス家具が思ったよりも劣化していて修理・購入が必要になるケースもあります。また、自社に合ったレイアウトの物件でない場合、部分的に工事が発生することもあります。
希望の条件に合う物件が見つかるとは限らない
居抜きオフィスは募集期間が短い傾向にあるため、タイミングによっては企業の理想に完全に合致するオフィスを見つけることが難しい場合があります。加えて、一般的な賃貸オフィスと比べると物件数自体も少ないので、レイアウトやデザインなどの希望条件が多い場合には、条件に合う物件が見つかるまでに時間を要するケースも想定されます。
そのため、通常のオフィス移転に比べて、理想通りの居抜きオフィスを見つける難易度は高いといえるでしょう。こうした状況に備えて、早い段階から物件探しを開始するとともに、「必須条件」と「できれば満たしたい条件」を社内で明確に整理し、理想を現実的な範囲に落とし込むことが重要です。
軽微な工事が必要になる
居抜きオフィスは既存の内装や設備をそのまま活用できるため、大規模な内装工事は不要なケースが多いです。しかし、IT設備の配線調整や増設、会社ロゴの設置、業務に合わせたレイアウト変更など、軽微な工事は必要となります。そのため、必要な作業内容や費用、スケジュールを事前に確認しておくことが重要です。
前テナントの影響を受ける場合もある
居抜きオフィスでは、前テナントの事業スタイルや顧客層の影響を受ける場合があります。たとえば、前テナントが来客の多い業態で、複数の来客スペースを設けたレイアウトだった場合、オンライン中心の事業を行う後継テナントにとっては、これらのスペースは不要に感じることもあるでしょう。また、若者をターゲットとする企業が、前テナントの顧客層が富裕層メインだった物件を利用する場合、内装の雰囲気が自社のブランドイメージと合わないケースも考えられます。このように、業態やターゲットの違いによっては、レイアウトや内装が使いにくく感じられる可能性がある点にも注意が必要です。
退去時に原状回復義務が発生することもある
居抜きオフィスは前テナントの原状回復義務を継承する形で利用するケースが一般的です。
居抜きオフィスに入居できた場合でも、退去時に必ずしも居抜きで退去できるとは限りません。居抜きでの募集期間内に次の後継テナントが決まらなかった場合や、ビルの設備補修工事のタイミングなど、理由はさまざまです。そのため、居抜きオフィスであっても、退去時に原状回復工事が発生する可能性がある認識をもっておきましょう。
【原状回復について詳しく知りたい方はこちら】
テナントの原状回復とは?費用の相場と工事の範囲を分かりやすく解説
居抜きオフィスを選ぶ際に見るべきポイント


居抜きオフィスを選ぶ際には、単にコストを抑えることだけに注目するのではなく、重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは選ぶ際のポイントを紹介します。
立地条件
オフィスの立地は、居抜きオフィスに限らず、オフィスを選ぶ際に重要な要素です。
立地が良いと、採用に有利になったり、従業員が通勤しやすくなるため、業務効率化やモチベーション向上に繋がります。
オフィスの広さと設備を踏まえたレイアウト
居抜きオフィスを選ぶ際には、オフィスの広さが従業員数に合っているかどうかを確認することが不可欠です。さらに居抜きオフィスは、前テナントが残した内装をそのまま使用する形になるため、自社の業務に適したレイアウトや設備が整っているかをしっかり見極めなければなりません。弊社では、希望の座席数が設置できるか等のテストフィット図面の作成から、一部内装を撤去し会議室を増やす等の改修工事のご提案も可能です。
内部の状態
前テナントの入居期間が長かった物件を借りる場合は、内装や設備がどのように使われていたかなど、内部の状態をしっかり確認することが大切です。内装や備品が使用できない状態であった場合、追加の工事や廃棄に費用が発生する可能性があります。そのため、使用可能な状態かどうかを事前にしっかりチェックしておきましょう。
契約内容の確認
居抜きオフィスを選ぶ際には、契約内容の確認が欠かせません。居抜きオフィスは、前のテナントの内装とともに原状回復工事義務も継承するケースが一般的です。そのため、契約書の内容をよく確認し、自社にとって不利な条件が含まれていないかをしっかりチェックする必要があります。あわせて、原状回復の範囲やクリーニング費用の負担区分、実施時期などについても事前に確認することが重要です。
【工事の種類や区分について詳しく知りたい方はこちら】
B工事とは?費用相場からA・C工事との違い、注意点まで徹底解説します
居抜きオフィスへの移転を成功させるなら業者選びも重要!
居抜きオフィスは、前テナントとの調整が必要になるだけでなく、募集期間が短い点や想定外の追加費用が発生する可能性があるなど、注意すべき点も多くあります。譲り受ける予定だった家具や設備が引き継がれないといったトラブルが起こることもあるため、譲渡承諾書の内容や範囲を事前に確認しておくことが重要です。このように、居抜きオフィスに関する知識が不足していると、思わぬトラブルにつながるケースもあります。
また、ビルグレードを重視する場合、居抜きオフィスでは希望条件に合う物件が見つかりにくいことも少なくありません。理想の物件を効率良く見つけるためにも、プロの業者によるサポートが欠かせません。居抜きオフィスへの移転をスムーズに進めるためには、信頼できるオフィス移転業者を選ぶことが大切です。居抜きオフィスへの移転実績が豊富で、物件選定からオフィスデザインまでを一気通貫で対応できる業者であれば、負担やリスクを抑えながら移転を成功に導きやすくなります。
居抜きオフィスへの移転成功事例
アイシティーリンク株式会社
手狭なオフィスに悩まされていた中で、内装コスト削減を重視し「居抜き物件」や「セットアップオフィス」を条件にエリアを広げて物件探しを開始しました。その結果、アクセスが良く広々とした今回のオフィスを見つけ、4月に移転を決定。前テナントから引き継いだオフィス家具や移転前の家具を活用しながら、広いスペースで快適かつゆとりある働き方を実現しています。
さらに、増員計画にも対応可能な環境を整えたことで、以前の課題を一気に解決しました。快適な執務エリアに加え、充実した休憩スペースも社員から高く評価されています!
居抜きオフィスを選ぶ際に見るべきポイント
居抜きオフィスを選ぶ際には、単にコストを抑えることだけに注目するのではなく、重要なポイントを抑える必要があります。ここでは選ぶ際のポイントを紹介します。
立地条件
オフィスの立地は、居抜きオフィスに限らず、オフィスを選ぶ際に重要な要素です。
立地が良いと、採用に有利になったり、従業員が通勤しやすくなるため、業務効率化やモチベーション向上に繋がります。
オフィスの広さと設備を踏まえたレイアウト
居抜きオフィスを選ぶ際には、オフィスの広さが従業員数に合っているかどうかを確認することが不可欠です。さらに居抜きオフィスは、前テナントが残した内装をそのまま使用する形になるため、自社の業務に適したレイアウトや設備が整っているかをしっかり見極めなければなりません。弊社では、希望の座席数が設置できるか等のテストフィット図面の作成から、一部内装を撤去し会議室を増やす等の改修工事のご提案も可能です。
契約内容の確認
居抜きオフィスを選ぶ際に、契約内容の確認は欠かせません。居抜きオフィスは、前のテナントの内装とともに原状回復工事義務も継承しますので、契約書をよく確認し、自社にとって有利な条件かどうかをしっかりチェックする必要があります。
特に入居したテナントで突然工事が必要になった時に、オフィスの工事について「何も知らない…」は担当者としては非常にまずいです。
関連会社の言いなりになる恐れもあります。
また、上司に突っ込んだ質問をされたときに「あの…と確認しますと沈黙」よりも、すぐに回答出来ると良い印象になると思いますので以下の記事で最低知識を身に着けておきましょう。
B工事とは?費用相場からA・C工事との違い、注意点まで徹底解説します
オフィス移転時に居抜きとして退去するメリットもある
居抜きオフィスへの移転はもちろん、オフィス退去時に居抜きとして退去することもメリットがあります。タイミングよく、後継テナントが決まれば、原状回復工事を省略できる場合が多く、その分のコスト削減が可能です。他にもオフィス家具処分のための費用も削減することが可能です。
ただ、居抜きでの募集期間に後継テナントが見つからなかった場合や、長期利用したオフィスの場合は、原状回復工事を求められることもあります。
まとめ
居抜きオフィスは、コスト削減やスピード感を重視する企業にとって魅力的なメリットが多くあります。本記事でご紹介した注意点や見るべきポイントを抑えることで、居抜きオフィスへの移転を成功させることができます。
つながるオフィスでは、小規模から大規模なオフィスまで、会議室付き、テレカンブース付き、ラウンジ付きなど、多彩なニーズにお応えする物件をご紹介しています。
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