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オフィスデザインのポイント|事例・効果・費用を抑える方法を紹介
2026.01.09








オフィスデザインは、見た目だけでなく従業員のモチベーションや企業ブランドにも大きく影響する要素です。組織力を高めるにはオフィスデザインにこだわることが重要ですが、具体的にどのように工夫すれば良いか分からずお悩みの方もいるでしょう。本記事では、オフィスデザインにこだわるメリット、検討時のポイント、費用相場、費用を抑える方法などを網羅的に解説します。
オフィスデザインにこだわるメリット・効果
オフィスデザインを工夫することは、企業や従業員にとってさまざまなメリットをもたらします。ここでは、オフィスデザインにこだわるメリット・効果を3つ紹介します。


従業員のモチベーションや生産性の向上
オフィスは従業員が1日の大半を過ごす空間です。快適さや働きやすさを意識したオフィスデザインにすることで、ストレスを緩和し、創造性や集中力を高められます。その結果、生産性向上にも直結します。さらに、従業員を尊重したオフィスづくりは「従業員を大切にしたい」という企業の姿勢を示すことにもつながります。これにより従業員の愛社精神が醸成され、満足度も高まるため、モチベーションアップや離職率の低下といった効果も期待できるでしょう。
コミュニケーション活性化
従業員が気軽に立ち寄れるオープンスペースやカジュアルなミーティングができるエリア、カフェスペースなどを設けることで、部署を越えた交流が生まれやすくなります。リラックスした環境は従業員同士のコミュニケーションを活性化させ、業務連携の円滑化にもつながります。さらに、異なる視点を持つ人同士が集まることで、新しいアイデアやイノベーションが生まれる可能性も高まるでしょう。
企業ブランディングの強化
魅力的なオフィスデザインは、従業員だけでなく取引先や顧客にも好印象を与えます。自社の企業理念やブランドイメージをオフィスデザインに反映させることで、従業員の一体感や帰属意識が高まりやすくなります。また、働きやすい環境は求職者にとっても大きな魅力となるため、採用力の向上や優秀な人材の確保にもつながるでしょう。
オフィスデザインを考える際のポイント
快適で魅力的なオフィスデザインをつくるには、いくつか重要なポイントがあります。ここでは、オフィスデザインを考える際に意識しておきたいポイントを4つ紹介します。


従業員の意見を反映させる
魅力的なオフィスデザインを考えるには、経営層だけで検討するのではなく、実際に働く従業員の意見を取り入れることが重要です。「今のレイアウトは作業に集中できない」「こんな空間があったら嬉しい」など、現場の意見を集めることで課題を把握でき、必要な機能やデザインの方向性を明確にすることができます。従業員の意見が反映されたオフィスは、自分たちでつくり上げたオフィスだという一体感や満足感を高める効果も期待できるでしょう。
コンセプトを決める
ヒアリングで得た従業員の意見を踏まえつつ、企業が目指すべき理想の働き方を明確にしましょう。そのうえでオフィスのコンセプトを設定すると、デザインに一貫性や統一感が生まれます。また、コーポレートカラーを取り入れることで、自社のビジョンや理念を社内外に強く印象づけられるようになり、ブランディング効果も高められます。
機能性とデザイン性を両立させる
オフィスデザインを検討する際は、見た目のおしゃれさや美しさだけでなく、機能性や快適性にも配慮することが重要です。デザインを優先しすぎると、業務効率の低下や従業員への負担増につながり、結果として不満を生むリスクも考えられるでしょう。機能性や快適性は業務に直結するため、欠かせない要素です。たとえば、「照明の明るさは業務に合っているか」「ワークスタイルに合った動線になっているか」といった点を意識することで、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えた理想的なオフィスに近づきます。
コンセプトや業務内容に合ったデスク配置にする
オフィスデザインを検討する際は、コンセプトや業務内容に合わせたデスク配置にすることが重要です。デスクの配置は、業務効率やコミュニケーションの取りやすさに直結します。たとえば、コミュニケーションを重視するなら、「対向型レイアウト」や「背面式レイアウト」が適しています。一方、集中して作業に取り組む必要がある場合、「同向型レイアウト」や「ブース型レイアウト」が効果的です。開放感を重視するオフィスであれば、「フリーアドレス型レイアウト」が向いているでしょう。それぞれのレイアウトにはメリット・デメリットがあるため、目的に合わせて最適な配置を選ぶことが大切です。
オフィスレイアウトは重要!基本の7パターンと成功させるコツを解説
オフィスデザインの進め方
理想のオフィスデザインを実現するには、入念な準備が欠かせません。ここでは、オフィスデザインを考える際に押さえておきたい流れを、4つのステップに分けて解説します。
Step1.現状のオフィスの課題を洗い出す
オフィスデザインを考える前に、まず現状のオフィスにどんな課題があるかを洗い出して目的を明確にすることが大切です。課題や目的が曖昧なままデザインを進めてしまうと、課題が改善されず、オフィスの機能性や生産性の向上につながらないおそれがあります。課題を把握する方法として、現場で働く従業員へのヒアリングが有効です。洗い出した課題は、重要度や緊急度に応じて優先順位を整理しておきましょう。
Step2.コンセプトを策定する
Step1で洗い出した課題やヒアリングした従業員の意見をもとに、オフィスに求める要件を明確にし、理想のオフィス像を設定していきます。たとえば、「コミュニケーション不足」という課題がある場合は、従業員同士が気軽に会話や情報共有できるオフィスデザインが必要です。この要件を踏まえて、「オープンで開放感のあるオフィス」を理想のオフィス像として定義し、コンセプトに掲げるのも良いでしょう。課題ごとに求める要件を整理し、コンセプトを明確にすることで、より理想に近いオフィスデザインの実現につながります。
Step3.基本計画を作成する
Step.2で策定したコンセプトに沿って、ゾーニングや動線設計などの基本計画を作成します。ゾーニングや動線設計は、オフィスの使いやすさや業務効率に直結するため非常に重要です。適切なゾーニングによって、執務スペースやミーティングスペース、リフレッシュスペースなどの各機能を効率的に配置できます。また、従業員がスムーズに移動しやすい動線を設計することで、ストレスの少ない快適な働き方が可能になります。
たとえば、「オープンで開放感のあるオフィス」がコンセプトなら、オープンスペースやカフェスペースを設置するのが有効です。デスク配置はフリーアドレス型にすることで、業務内容や気分に合わせて自由に席を選べるため、柔軟な働き方を実現しやすくなります。各スペースの面積配分や配置を検討しつつ、従業員が働きやすく、かつ業務効率を損なわない動線を設計に取り入れることが、理想のオフィス実現のカギとなります。
Step4.業者を選定する
内装工事を依頼する業者を選定します。「実績が豊富か」「予算内でどこまで対応してくれるか」「サポートが充実しているか」などを基準に、多角的な視点で業者を選ぶと良いでしょう。オフィスデザインの目的やコンセプトなどを伝え、予算内で希望通りに対応可能かを確認します。希望に合致する業者が見つかれば、契約を進めます。
なお、近年ではStep1の課題の洗い出しの段階からサポートを行い、オフィスの提案まで一貫して対応してくれる業者も増えています。自社だけでオフィスデザインを進めるのが不安な場合は、早い段階で業者に相談すると良いでしょう。課題の洗い出しから内装デザインまでワンストップで依頼できる業者を選べば、オフィスデザインをスムーズに進めやすくなります。
オフィスデザインの費用相場
オフィスデザインを考えるうえで把握しておきたいのが費用相場です。オフィスデザインにかかる費用は、主に以下の5つに分けられます。
| 費用項目 | 内容 | 費用相場 |
| レイアウト設計費 | レイアウト設計や内装デザインにかかる費用 | 20万円~50万円程度 |
| 設計管理費 | 工事中の現場監督にかかる費用 | 10万円~50万円程度 |
| 内装工事費 | 床・壁・天井などの内装工事に関する費用 | 1坪20万円~40万円程度 |
| 設備工事費 | 電気・電話・LANなどの設備工事に関する費用 | 従業員1人あたり5万円~15万円程度 |
| 家具購入費 | 家具の購入・運搬・組み立てにかかる費用 | 従業員1人あたり20万円~30万円程度 |
上記の費用はあくまで目安であり、物件の状態や工事内容、施工日数、従業員数などによって変動します。特に、複雑なデザインや特殊な内装を依頼する場合は、費用が高額になりやすい点に注意が必要です。また、デザイン案の修正が多い場合は、追加費用が発生することもあります。そのため、オフィスデザインをスムーズに進めるには、あらかじめ希望するデザインや目的を整理しておき、業者に正確に伝えることが重要です。
オフィスデザインの費用を抑える方法
オフィスデザインにはさまざまな費用がかかり、デザインにこだわるほど高額になる可能性があります。予算内で理想のオフィスを実現するためには、費用を抑える工夫が欠かせません。ここでは、オフィスデザインの費用を抑える方法を2つ解説します。


優先順位をつけて予算配分を行う
オフィスデザインは希望をすべて反映させようとすると、どうしても費用が膨らんでしまいます。そのため、優先順位をつけて予算配分を行うことが大切です。たとえば、顧客が訪れるエントランスや会議室には高品質の素材や家具を導入して、デザイン性や快適性を重視します。一方、倉庫やバックオフィスといった来訪者の目に触れない場所では、コスト重視の素材を選びます。このように、エリアごとに設備や家具などを「重視する部分」と「コストを抑える部分」を明確に分けて予算を配分することで、限られた予算の中でも効率的にオフィスデザインを実現できます。
居抜きオフィスに移転する
費用を抑える方法として、居抜きオフィスを活用するのも有効な手段です。居抜きオフィスは前テナントが使用していた内装や設備をそのまま引き継ぐため、希望の条件に合う物件が見つかれば内装工事をほとんど行わずに済みます。さらに備品や家具が残されているケースでは購入費も節約できるので、大幅なコスト削減につながります。また、移転後すぐに業務を開始できる点も大きなメリットです。スピードを重視する企業にとっては特に魅力的でしょう。なお、業者に依頼する際は、物件紹介から内装デザインまで一括で対応してくれる業者を選ぶと、手間や負担を軽減でき、移転をスムーズに進められます。
オフィスデザインの事例3選
オフィスデザインを考えるうえで、他社のオフィスデザインを参考にするのも重要です。ここでは、つながるオフィスがご支援したオフィスづくりの事例を3つ紹介します。ぜひ自社のオフィスデザインの参考にしてみてください。
株式会社ビビッドソウル様
株式会社ビビッドソウル様は、従業員のモチベーションアップとオフィス拡張、人材採用の強化を目的として、オフィス移転を決断されました。前のオフィスは建物が古いこともあり、狭く暗い印象だったそうです。そこで、希望通りの家具が備え付けられた内装付きオフィスへ移転しました。新オフィスは以前の約3倍の広さとなり、開放的で明るく、会社の雰囲気にマッチした空間へと生まれ変わりました。SNSを頻繁に更新している同社では、撮影スポットが複数箇所あることも大きなメリットとなり、写真映えするオフィスとして社外発信にも活用されています。
さらに、テレワークを許可しているにもかかわらず、自然と出社率が上がっており、従業員の満足度向上にもつながっています。また、移転後は月1ペースで新しい仲間が加わるなど採用面でもプラスの効果が出ており、魅力的なオフィスが企業ブランディングの成功にも役立った事例となっています。
株式会社HOAP様
株式会社HOAP様は、もともと4人ほどが入れるシェアオフィスに入居し、フルリモート・フルフレックスという勤務スタイルを採用されていました。しかし、増員によってフルリモートに限界を感じ、オフィス勤務への方向転換を決意され、広いオフィスかつ会議室付きの物件を探し始めたそうです。移転先は中央区にある『MIST Tsukiji』のシェアオフィスで、制限人数に対して広々とした執務スペースが大きな加点ポイントでした。また、会議室やフォンブース、仮眠室などの共有スペースも充実しており、用途に合わせて選んで使える機能性も備えています。使用料は賃料に上乗せされているため、会議室を高頻度で使用する同社にとって、都度使用料を支払う必要がなく、気兼ねなく使える点も大きなメリットとなっています。
新オフィスへ移転したことで従業員同士がこまめに打ち合わせを行えるようになり、意思疎通の精度が向上したことも大きな成果です。くわえて、各フロアに展示された100点以上のアート作品が彩るおしゃれな空間は、従業員や来客からも高い評価を得ています。さらに、現シェアオフィスは増員の際に拡張移転も可能であり、企業の成長を見据えた移転としても成功した事例といえるでしょう。
株式会社プレイブレーン様
株式会社プレイブレーン様は、事務所が手狭になったことをきっかけに、300坪の大型居抜きオフィスへ移転されました。同社は配信事業を行っているため、高速インターネット環境や電気容量、一定以上の天井高やエレベーターの広さ、防音性能など、満たすべき条件が多くありました。新しいオフィスはこれらの条件をクリアしており、移転の決め手となったそうです。居抜きオフィスへの移転により、内装面でコスト削減が見込めたことも同社にとっては大きなメリットでした。オフィスは天井が高く、自然光が差し込む開放的な空間で、執務スペースも広々としています。その結果、出社率向上や従業員の満足度アップにもつながっているそうです。
内装はもともとのデザインを活かしつつ、配信事業ならではの工夫も取り入れられています。特に意識されたのは、執務スペースと配信のためのスタジオエリアを明確に分けたことです。スタジオ環境と動線を重視したレイアウト設計に加え、フェルト素材の緩衝材を用いた防音対策も行われています。また、オフィス内にはバーカウンターを設置しており、仕事終わりに従業員同士がお酒を飲んで交流する場になっています。同社のオリジナリティを加えたことにより穏やかで効率的に働ける環境を実現した、居抜きオフィス活用の事例です。
まとめ
オフィスデザインにこだわることで、従業員のモチベーション向上やコミュニケーション活性化、優秀な人材の確保といった多くのメリットが期待できます。働きやすく魅力的なオフィスを実現するためには、従業員の意見を反映しつつ、デザイン性と機能性のバランスを取ることが重要です。ただし、希望をすべて反映させようとすると費用が膨らみやすいため、居抜きオフィスの活用も選択肢の一つとして検討すると良いでしょう。
つながるオフィスでは、居抜きオフィスへの移転をサポートいたします。物件の選定からレイアウトの作成依頼、リデザインも含めた内装デザインまでご提案が可能です。また、ご希望の物件が見つからない場合、未公開の優良物件情報もご紹介いたします。居抜きオフィスへの移転をご検討の際は、ぜひお問い合わせください。
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