
オフィス移転事例
Vol.15 株式会社Japan Asset Management「入居&退去の『W居抜き移転』実例をご紹介①/入居成功例」
2025.05.01
居抜き物件への移転事例をご紹介するインタビュー企画。今回のお客様は、西新宿の高層ビル群の居抜きオフィスへ移転された株式会社Japan Asset Managementさんです。証券・保険、不動産やM&Aなど総合的な金融サービスを提供する独立系ファイナンシャルアドバイザー企業。日本における資産運用の啓蒙などにも注力されています。 なんと同社は、今回の移転で『居抜き入居』『居抜き退去』を同時並行で実施。移転に関わる詳しい経緯や顛末、大変だったエピソードなどについて教えていただきました。こちらの前編では『居抜き入居』について、次号後編では『居抜き退去』にフォーカスし、詳しくご紹介していきます。 インタビューにお答えいただくのは、経営企画部マネージャーの東 大雅さん。聞き手は、仲介を担当した弊社・村田です。入居&退去の『W居抜き移転』は、タイミングが重要なため珍しい事例です。興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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手狭感&会議室不足が深刻に
(村田)恵比寿エリアの前オフィスから、こちらの西新宿エリアの居抜きオフィスに移転された理由、背景について、あらためて教えていただけますか?
(東さん)一番のキッカケは、規模拡大にともなって手狭になったことですね。もともと、毎年コンスタントに新卒採用していたんですが、2年前にNEC傘下に入ったタイミングで中途採用にも力を入れはじめ、想定よりも早いタイミングで増員した印象です。前オフィス入居時は社員約20名ほどでしたが、最終的には40名ほどに倍増、契約満期を待って『つながるオフィス』サイトに問い合わせた流れになります。最後は本当に狭くて、デスク横を通るのにも苦労するくらいでした(笑)。
増員にともなって、会議室不足も問題になりまして。うちは、お客様の資産運用をお手伝いする会社なので、直接お会いする場合も、WEB面談をする場合も、独立した空間の確保が必要になります。円滑な業務のためにも、移転は急務という感じでした。
信頼感と安心感のあるオフィス、そして居抜き一択!
(村田)たしかに会議室不足は深刻ですね。移転先物件を探すにあたっては、具体的にどういった条件を重視されたのですか?
(東さん)資産運用のコンサルティングという業態上、ある程度しっかりした信頼感やグレード感のある物件というものを第一条件に、移転先を選定しました。なので、前のオフィスがあった恵比寿周辺に限らず幅広いエリアから、物件の雰囲気を見て絞り込んでいきました。
また、この先もコンスタントに増員していく予定なので、先々の採用を見越して充分な広さがあること、会議室が足りること、それからお客様が来社する場合を想定して、執務スペースと会議室エリアがきっちり区切られていることも重視しました。
あとはやっぱり、居抜き物件ですね。前オフィスも居抜きでしたし、居抜き物件一択で探しました。内装つきであれば、移転に掛かるコストも時間も大きく減らせますし、重視しているオフィスの雰囲気も齟齬なく確認できますから。内装つきでない物件は、全く見ていなかったかと思います。(笑)。

左写真:左 弊社SOI事業部 村田、右 経営企画部マネージャーの東さん、右写真:エントランス付近
とにかくスムーズ&スピーディー
(村田)御社は、前回のご移転も居抜き物件に入居されています。今回二度目になりますが、よかったところ、困ったところなどがあれば教えてください。
(東さん)今回は、とてもスムーズに移転が進みました。理由としては、前テナントさんが会議室の机や椅子、モニターなどの家具や事務用品、什器をほぼ残していってくださったことですね。オフィス自体、とてもきれいに使われていたので、家具も壁もカーペットも照明も、本当にそのまま使わせていただいています。うちは、家具類の追加購入もほとんどしていないし、配線工事と一部エントランス内装以外ほぼ業者も入れていないくらいです。コストも期間も最低限に抑えられて、本当にありがたい移転になりましたね。
それから、内装施工がフロンティアコンサルティングさんだったので、 内装の図面から施工内容までを預かることができたこともあり、準備期間も含めてすべてがとてもスピーディーに完了しました。
確か、10月1日の契約開始から1週間後にはもう移転が完了して 、通常業務をスタートしていたんじゃないかと思います(笑)。
(村田)そのスピード感は居抜きオフィスへの移転でもなかなかのスケジュールです(笑)
コミュニケーションUP効果も
(村田)前テナントさんの内装は、どのように活用されていますか?また、新しいオフィスに対する評価、社員さんたちの感想をお聞かせください。
(東さん)内装は、ほぼ手を加えることなく前のまま使っています。一部、会長室だったところを会議スペースに変更したり、執務スペースにあった衝立を外してデスク回りを開放的にしたりという変更はありますが。リフレッシュスペースと、その中のソファや冷蔵庫も、いただいたそのまま、ありがたく利用しています(笑)。
このオフィスに移転して、利便性や広さ、設備のきれいさや使い勝手の良さはもちろんですが、1人1人の業務スペースが広がり、社員間のコミュニケーションが増えたなという印象があります。以前は狭すぎてデスク脇で雑談もできない状況だったので、業務を円滑に進めるためにもいい変化になりました。
また、ビルグレード含めてオフィスがアップグレードしたことで、採用にもいい反応が出始めていて、会社にとっていい移転になったと実感しています。

左・右写真:会議の様子
―(村田)東さん、ありがとうございました。
センスの良さを感じるスマートな内装が魅力の新オフィスですが、Japan Asset Managementさんの社風は「気合と勢いで熱く人間味を出していく、体育会系営業スタイル」とのこと。
私が担当させていただいた中でも、新しいオフィスへの希望条件が明確で、スムーズに物件を選定いただいた印象です。 新しいオフィスがお仕事にもいい効果を生んでいるようで、嬉しい限りです。
次号では、『居抜き退去』のエピソードを詳しく伺っていきます。もう少し、お付き合いのほどお願い申し上げます。
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